連休と盆栽いじり。
五月の連休を利用して、母方の実家の佐伯の田舎に帰省して参りました。
廃屋寸前の家の手入れと周辺の草刈り、裏山での筍掘りなど、所謂野良仕事ばかりです。
山の崩れた部分に、小さな杉や南天、庭に植えていたピラカンサの実生などがニョキニョキと芽を出していました。
こんな所で大木に育たれても困るし、行く行くは刈ってしまうしかないので、掘りかえって、盆栽に仕立ててみることにしました。
針金掛けも枝も整えていないので、盆栽と呼ぶのもおこがましく、盆栽鉢に寄せ植えにしてみた、と呼ぶのが正しいでしょうか?
ラピュタ兵の鉢にピラカンサを植え込んでみました。
この鉢、形状的に排水性が悪いせいか、以前植えていたイワヒバの育ちが悪く植え換えたので、とりあえず当面はこのピラカンサを楽しんでみることにします。
二股に分かれた木を頭の左側に植え付け、同じ方向に枝を伸ばしてみました。
余った杉や南天などを小庭風に植え付けてみました。
ちょっとした小石や苔などを張り付けてみましたが、きちんとつくでしょうか?
杉の実生の小苗を使った小品盆栽です。若い杉は歯が尖っているので、もう少し育ってほしいものですね。左側の苗は井戸端から、右側の苗は道端から掘ってみました。
去年二本の銀杏の実生小苗をロンギヌスの槍のように捻ってみましたが、今年も非常に元気です。
半ばノリに任せてこんなことをしてみましたが、どうしようか思案中です。
毎年春恒例の苗木市で買った、五葉松の実生小苗です。素人の私が無思慮に生やしたり引いてきたりしたものと違って、美しい樹形をしています。どう育てるかゆっくり考えていきたいと思います。
去年から使い途がなく、イワヒバを詰め込んだりしていた槇の節ですが、セッコクを買って植え付けてみました。これが本来の正当な使い途です。
ドリルで穴をあけて針金を通し、アケビの棚に吊るしてみました。
日当たりも柔らかで良い場所だとは思いますが、夏になるとイラガが発生するので、そのうち場所を変えねばなりません。
アケビの葉を見ると、大きなクロアゲハが。風流なので一枚撮ってみました。
庭で育てているカモミールです。今年は豊作で取りきれないぐらいの花が咲いています。苦労して大量に摘んでも、ハーブティにするとポット一杯分もならないのが悲しいところです。
さてさて、田舎から掘りたての苗を適当に植え付けてみましたが、果たしてきちんと着くでしょうか?
杉や南天は固い岩盤の部分に生えていたのをやや強引に掘り採ったので、大部根を傷めてしまった感があり、水やりが悪ければ全滅もありうるかな、などと思っています。
ロボット兵の鉢に植えたピラカンサぐらいは着いて欲しいですね。
どれも、田舎で雑草同然に大量に生えてきているものなので、もし枯らしたとしても惜しくなく、私のような素人の練習にはもってこいかな、と思っています。
勿論、苦労して植え付けたものが簡単に枯れてしまうのは悲しいので、元気に育ってくれれるのが一番なのですが、さてさて、どうなるでしょう?