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米一粒仏七体

個人的備忘録です

大阪旅行記

 さて、所用あって先週の木曜から大阪に行って参りました。
 ついでに大阪在住の弟と久闊を叙し、折角の休日を利用をして、短いながら関西を遊び倒すことにしました。

  1. 商店街で買い物。
     関西でよくイメージとして浮かぶのは、朝の連続ドラマのロケ地です。我が大分も稀にはあるのですが、連ドラの舞台率No.1は圧倒的に関西圏、特に大阪で、大阪の商店街と聞くと、よく過去の連ドラを思い出します。
     弟の住む千林にも、千林商店街という立派な商店街がありますが、そこが正に私の抱いている大阪の商店街のイメージにぴったりのところで、犬と鍋をリヤカーに積んで、豚軟骨の煮込み(私の大好物)を売りに来てるおっちゃんとかがいて、大いに発奮して食材を買い込んでしまいました。特に嬉しかったのが、夕方から値切り始める魚屋さんで、鱈の切り身と、トレイにたっぷりの白子をたったの600円で売ってくれました。ちなみに白子は豆腐屋で売っていた生湯葉と一緒に、湯通ししてポン酢で頂きました。

  2. 日本橋をぶらぶら。
     難波~日本橋の辺りを、ぶらつきながら大量の古本や漫画を買い込みました。地元は古書店が貧弱で、中々目当てのものが見つからない&専門的な本は買い取ってくれない、という二重苦なので、持ち帰りの苦労を顧みず大量の本を買い込みました。ブックオフみたいなチェーンの古書店じゃなくて、専門書も取り扱ってくれる本物の古書店も沢山あるのが印象的でした。嬉しかったのが、今週分と先週分の漫画週刊誌を叩き売りしていてくれたこと。立ち読みする手間が省けました。
  3. 道頓堀で食い倒れ
     折角大阪に来たんだから、道頓堀で美味しいものでも食べ歩くことに。ご当地のラーメンを食べるのは習慣のようなものなので、人気の醤油ラーメン金久衛門をお昼に食べて、それからトルコアイスやたこ焼き(善し悪しは解らないので、私の好きなglobeのFACESPLACESを流していた店で買いました)を買い食いしたり、日本橋の本屋をひやかしたりして一日遊び倒しました。
     夜は串カツの「だるま」辺りでも食べて帰ろうか、と弟と相談しながら道頓堀を歩いていたら、串カツなら是非うちに来てください! というキャッチのお姉さんが現れて、少し大通りからは離れていませんが味は名店にも負けませんから! という熱意に絆されて、(本音を言うと探すのも有名店で並んで食べるのも面倒になっていたので)、案内をしてもらって串カツを食べることにしました。味は良かったのですが、肝心の店名を酒で失念してしまったのが残念です。

  4. 兵庫県立美術館「フィンランドのくらしとデザイン展」
     日曜日、フェリーが出港する六甲アイランドに近い兵庫県立美術館へ、「フィンランドのくらしとデザイン展」を鑑賞に行くことに。

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     兵庫県立美術館の屋上に座すマスコット、美カエル(みかえる)君です。
     この美術館は初めてではありませんが、面白い企画が多い私好みの美術館です。今回の企画、「フィンランドのくらしとデザイン-ムーミンが住む森の生活」も、北欧デザインが好きな私には大満足な内容でした。

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     各種デザインや、エーロ・ヤルネフェルトなどの風景画も素晴らしかったですが、私が一番心惹かれたのは、アクセリ・ガレン=カレラの一連の作品、特に大カレワラ神話を題材にした神話画、その中でも、恐らくこの展覧会の中でも目玉の一つと思われる、《ヴァイナミョイネンとアイノ》が最高でした。ヴァイナミョイネンから逃れて入水自殺しようとするアイノの楽しげとも言える表情が、いつまでも胸に残ります。
     マリメッコなどのスオミの有名なデザイン・プロダクションの作品は、紹介に留まらず販売もされていたのですが、予算の関係で断念。もう少し資産が有ればと悔やまれるところです。

  5. オチ
     私の旅行には大抵オチとなるイベントがつきます。
     フィンランド展を鑑賞した後、大学時代の友人と会って、ネパールカレー「PUJA」でナンのお代わりを何度も繰り返しながら昼食を摂り、三ノ宮を中心にぶらぶら歩きまわったり、ポートアイランドでUCC博物館なるものを見学してコーヒーを飲んだりして、いざ帰路に着こうとした瞬間、重大なことが発覚。私の利用しているさんふらわあパールは、出港が行き19:20、帰り19:50なのですが、日曜は19:00だったのです。大急ぎで六甲アイランドに向かうも後の祭。
     途方に暮れながらとりあえず住吉駅に戻って財布の中を確認すると、中は船賃ぎりぎり。豪遊が祟って、電車を乗り継いで大分まで帰還するにはぎり運賃が足りなかったのです。しかも、運悪くカードの類を忘れていて、現金でやりくりする以外に手はありません。みどりの窓口のお姉さんに泣きついて、残りの現金をカウントしながら、これだけの運賃で何とか本日中に大分に帰る手段はありませんか、と尋ねると、姫路まわりで少し遠回りにはなるも、手持ち予算でギリ帰れるルートを提示してくれ、態々それを印刷して持たせてくれました。
     この、住吉駅のお姉さんには感謝してもしたりません。


    何だかんだハプニングもありましたが、住吉駅のみどりの窓口のお姉さんのお陰で無事、大分に帰還することができました。買い込み過ぎた書籍を持ち歩いたせいで疲労困憊でしたが、結果オーライ。楽しい関西旅行でした、と括っておきます。